ホテルのこと。
パラオは初めてだし小さな息子もいるしダイビングもしないので、2つのリゾートらしいリゾートに泊まった。その最初の3泊がパラオ・プランテーション・リゾート(http://www.palau-resort.com/)。
プランテーションとはなかなか穏やかじゃない名前のホテルだけどここは良かった。贅沢な造りだがなかなかパラオに溶け込んだホテルだと思う。立地も海から離れており最初の2日間はほぼ海を見ないパラオを過ごした。もともとビーチも少ないパラオだし、最初から南洋=ビーチの能天気なパワーを受けるとちょっと疲れちゃうし、場所柄とても静かで気持ちも穏やかになる。
プランテーション・リゾートはコロール市内のアサヒフィールドからちょっと奥に入った民家がぽつぽつと立ち並ぶエリアにある。歩いてみるとコロール市内からホテルまでゆっくり写真を撮りながら歩いても10分程度。アバイ・アイスでタピオカ入りのソルべを買って食べながら帰って半分程度消費するくらいだから歩くには丁度良い距離だ。民家やタロイモ畑や学校などが見れて楽しい。ただし暗くなるとほんとに暗い道のりなので道を覚えてないと迷うかもしれない。そのときは夕方から1時間おきに市内と往復する無料シャトルを利用したほうが良い。所要時間も5分程度。
余談だけど最初に書いたアサヒフィールドは、南洋庁時代からある現在も現役の野球場でさまざまなイベントが行われる。独立記念の式典に日本からの祝電がなかったのはあまりに有名な話。裏には戦車が転がっている。
繰り返してしまうけどプランテーション・リゾートは民家の間にあって、さらにこのエリアはタロイモ畑が多く、その風景を生かすように造られている。建物はパラオの高床式と椰子葺き屋根で、リゾート全体が木材と石をベースに造られている。息子3才が「なんで全部木なの?」と何回も聞くくらいのネイチャーリゾートぶり。
稼動部屋数は19部屋でバリ島旅行などに慣れてる人だったらこのくらいのたたずまいがちょうど良いだろう。約100平米のスイートヴィラはフロントの上階にあり見晴らしもよく、ちょっとは海も見えるらしい(定員7名対応のスペシャルスイートという部屋は好みが分かれると思う)。たぶん主力のカテゴリーになる約50平米のスーペリアコテージは1棟1部屋のコテージでタロイモ畑が目の前に広がる。バルコニーが馬鹿でかく気持ち良い。プレミアムキャビンは約30平米で少々狭くシャワーのみだが海側の部屋は眺めが良いらしい。
そういうことで僕たちはスーペリアコテージに泊まった。部屋も外の光が沢山取り込めて明るく、バルコニーに至ってはタロイモ畑を前にゆっくり寛げて気持ちよい。しかしタロイモ畑というのはノンビリしたもんだなぁ。日に2、3回女性が見回りにくる程度だ。他に多数の鳥たちと犬が2、3匹。男どもはタロイモ畑には入らず農道の端を歩いてるし、それにしてもパラオでは飼い猿は見たけど猫を見なかったなぁ。
それにこのホテル、南国の必須アイテム「蚊取り線香」がある。これに火をつけると蚊がいるとかいないとかに関係なく南国のムードが満開になる。それに嬉しいことにヤモリがバルコニーにちょろちょろ顔を出す。柱や葉には馬鹿でかいカタツムリが張り付いている。それに多数の南洋植物が無造作に植えられていて、これは意外と他のホテルに行くとその種類の多さがよく分かる。
アメニティも十分過ぎるほど用意されてるし、トイレはウォシュレット付き。風呂には気分良く植物も植えられた箱庭も付いている。それに変なベッドメイキングに女性が大好きなアロマキャンドル。なぜだか充電式カンテラも2つあるぞ。
ホテルの施設はレストランが2つ(1つは1日一組だけしか対応しないらしい)、プール、オープンエアなジャグジーバス(使ってないからレポート出来ません)、サウナ(使ってないからレポート出来ません)、ビリヤード(使ってないからレポート出来ません)、ギフトショップ。ところでこのギフトショップの名前「アジアングッズ・ギフトショップ」であれ?と思うけど、パラオに来て分かったけどアジアングッズっていうのはまんざら可笑しな名前じゃないのだ。それにダイビング機材の洗い場・乾燥室。
その他、スタッフはほとんどがフィリピンの方で対応も良い。子供がいる時は特に実感する。フィリピンの女性はとても子供好きなのだ。
そんな中で要望があるとするとまずエアコン。これが五月蝿くて効きが悪い。ただこの効きの悪さは体調維持には良かったと思う。その後、他のホテルに移動したら部屋があまりに寒くて死ぬかと思った。だから音だけ。かなり高い天井だけどそこにファンがあると良いと思う。それにプールというかプールの周り。もう少し寛ぎやすい設計にすべきだったと思う。泳がなければ利用しづらい。最後の要望はインターネットの閲覧環境かな。ITラウンジが開業予定とのことだけどいつ出来るのかな。
とにかく夜のバルコニーも気持ち良いし、朝日が射しはじめる時間は特に良い。ホテル代をケチらなくてすむ人にお勧め。
あ、そういえばこのホテル、「世界ふしぎ発見」でアバイを模した入り口の絵についてオーナーか誰かが説明してたことを思い出したよ。
しかしホテルレポートというのは慣れないなぁ。
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