2008/12/11

Lapita Voyage(Tracking Map-Google Earth API版)

Lapitavoyage_2

 現在、ラピタ・ヴォヤージ(http://www.lapita-voyage.org/en/lapita_voyage_konzept.html)というプロジェクトが古代ポリネシア人の移動ルートを実験航海中です。「ラピタ・ティコピア」「ラピタ・アヌタ」という2つの航海カヌーをそれぞれソロモン諸島のティコピア、アヌタ両島に届けるというものです。
 同サイトを確認すると既にフィリピンのボホールを出発し、ニューギニア島の西の先っちょあたりまで来てるようです。4月前半にティコピアあたりにゴールする予定のようですネ。

ということで

 さらに航跡及び現在位置をGoogle Earth用のKMLファイルで公開しているという情報をいただきましたので、Google Earth APIに同KMLファイルを流し込んで表示するページを作ってみました。
 興味のある方は下記アドレスにアクセスしてみてください。直接ラピタ・ヴォヤージのKMLを参照しているので最新データを表示すると思います。

http://tornos.cocolog-nifty.com/blog/voyage/lapita2008-Earth.html

 本画面を表示するためには「Google Earthプラグイン(http://code.google.com/intl/ja/apis/earth/)」をインストールする必要があります。(たいした手間ではありませんが)

【実行可能なブラウザ】

Microsoft Windows (2000, XP, and Vista)
   Internet Explorer 6.0+
   Firefox 2.0+
   Flock 1.0+
Apple Mac OS X 10.4 and higher (Intel and PowerPC)
   Safari 3.1+
   Firefox 3.0+

 航海カヌーといえばGoogle Map、Google Earthがすっかり定着しそうな今日この頃です。

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2008/12/06

Ho-ku-le'a's voyage to Micronesia and Japan(Tracking Map-Google Earth API版)

E1s

(お久しぶりです。風邪が結構長引いたということもありましたが、最近はどうもPCの画面に向かう気力が出ず、ちょっとインターネットから遠ざかってました。)

 以前から出るんじゃないかと時々噂にはなってはいましたが、GoogleがGoogle Earth APIとWebブラウザ用のプラグインをリリースしました。Webブラウザ上にデスクトップ版Google Earthを実装することで、Google Map以上の表現力を得たことになります。(ただしプラグインをインストールする必要があります。)

【実行可能なブラウザ】

Microsoft Windows (2000, XP, and Vista)
   Internet Explorer 6.0+
   Firefox 2.0+
   Flock 1.0+
Apple Mac OS X 10.4 and higher (Intel and PowerPC)
   Safari 3.1+
   Firefox 3.0+

E2s

 ということでこれをテストするにはうってつけのデータがありました。昨年のホクレア、アリンガノ・マイスの航跡を記述したKMLデータです。Googleのサンプルに同KMLデータを流し込んだだけのものですがちょっと作ってみました。

 ヒマな人は下のページにアクセスしてみてください。最終寄港地の横浜あたりにLatLongがくるようになってます。

http://tornos.cocolog-nifty.com/blog/voyage/voyage2007-Earth.html

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2008/05/10

来週のふしぎ発見は「ヤップ」。

 来週の「日立世界ふしぎ発見!」はヤップらしいですよ。

 以下、次週予告から引用。

 「太平洋のタイムカプセル ヤップ」 現在も財産として大切にされている巨大石貨。この石貨はおよそ500キロも離れたパラオから島の男たちが命をかけて運び込んだもの。大きいものは数トンもあるという石貨を運んだ。今も受け継がれている驚異の航海技術とは?そして奇跡的にヤップだけに残った航海技術が証明した太古の人類が行った大冒険の謎とは?

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2007/12/28

久しぶりのホクレア

27530030s

 噂では聞いてましたホクレアの映像をテレビ東京で拝見しました。とにかくよくもまあ1時間弱に収めたもんです。サタワルでマウさんの横にいるハワイのオバチャン、ちらっと写るだけですがめちゃ気になります^^
 (写真は内容には関係ありません)

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2007/08/09

ミクロネシアの伝統航海術

Tninmicronesia

 2007ホクレア号日本航海プロジェクト記念シンポジウム後にタイミングよく「海工房(http://www.umikoubou.co.jp/)」さんからバハリ・シリーズのエクストラ版としてDVD「ミクロネシアの伝統航海術」が発売された。今回のホクレア航海を語る場で常に何か欠落しているものを感じるのはこのあたりだと思う。ハワイのナビゲーターたちがPwoの儀式を受けても獲物を持ち帰る社会的責任はありえない。とはいえハワイアンの社会的地位の向上を推進するためにいっそう頑張ってほしいものだ、なんて思ったりする。
 プルワット島でのPwoの儀式とマニー・シカウ氏の航海術の講義の映像が納められているがどちらの映像も貴重。

1. ポ~航海士の叙任儀式(The Pwo Ceremony ~A master navigator initiationrite in Micronesia~) 12分

 ミクロネシア連邦のプルワット環礁にて2006年6月に行われたPwoの儀式(この時は13人)の映像の超ダイジェスト。たしか門田修さんと内田正洋さんがプルワットに行った時(舟文化ルネッサンス・ネットワーク関係?)の映像を編集したもので雑誌ターザンでの内田さんの連載にもあった。

イントロ:映画「チェチェメニ号の冒険」の映像から
①Pwoの概要
②カヌー小屋での会場作り
③ラプイさんの紹介
④航海者の宇宙観
⑤女たちによる料理の準備
⑥女たちの歌
⑦儀式用のパンの実、タロイモの蒸し料理
 (ウニのトゲ、ハードコーラルの説明など含む)
⑧儀式の開始(女たちの歌にのってラプイさんがカヌー小屋に入る様子など)
⑨儀式用のパンの実に腰巻をかぶせる
⑩腕巻きの授与の儀式(Pwoの社会的責任について)
⑪男と女のかけ合い
⑫儀式用のパンの実から腰巻をはずす(クロタイラギの説明など含む)
⑬パンの実を分ける
⑭ココナツドリンクを飲む
⑮Pwoが終了しカヌーから飾りつけを外す

2. マニー・シカウ氏が語る航海術(Lecture on Navigation by Manny Sikau)27分

 7月11日の国立天文台での航海師マニー・シカウ氏による伝統航海術の講義の映像を収めたもの。おかげで映像の中には知った顔もあったり。

①マニー氏の紹介

 後藤明さんによるマニー氏の紹介

②方位を示す星

 32の星によるスターチャートについて(ホクレア号で度々クローズアップされる部分)以降、基本的に航海カヌーによる航海術は自己定位と天候予測のための複雑な技術の集合だと思う。

③天気を予測する星

 天候予測とカレンダーのための星について。たぶんここが一番波紋がありそうなところだが、ビッグバードなんて星座を見せられると星の高さで嵐を予測することが不思議でも何でもなく感じるところがまた不思議。嵐が起きる時は羽ばたくのだ。

④南十字星

 南十字星はカロリニアンにとってモンガラカワハギなのである。南十字星は5つの位置で天候を予測する。もちろん尾っぽを振ったりする。

⑤雲と月

 雲や月の表情による天候の予測。月例によって3つの時期に分け予測する。

⑥風と海流

 方位の星を使って航海している時に海流や風の強さでカヌーが流された場合の航海法。コースを外れる場合にどのように目指すものを補正していくか。

⑦エタック

 動く島。海で自分の位置を第3の島(視界外の島。参照島)を使って確認する。さりげなく距離を表すエタックに鳥のエタックなどと言っているが・・・

⑧ヘイワ

 カヌーの向きとうねりのあたる角度でどの星に従うかを決める。(これもホクレア号な方には御馴染み)

⑨プコフ

 島々の周囲にあると信じられている特有の鳥、海洋生物、流木、サンゴ礁など。ここでは現実的で理解しやすい鳥の習性、サンゴ礁、島の上にかかる雲の形状による天候予測などを説明しているが・・・

⑩悪霊と歌

 悪天候の雲を追い払う歌を披露。

 全体的に日本人でも分かりやすいモチーフを使って説明しているが、さらに1段掘り下げるとこれがまたかなり面白い。想像力と敏感さがどれだけ失われているかが分かるというもの。

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2007/07/30

2007ホクレア号日本航海プロジェクト記念シンポジウム

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 日曜は「2007ホクレア号日本航海プロジェクト記念シンポジウム」へ行った。なんといっても一番の目的はハワイ・ビショップ博物館の篠遠喜彦先生である。当日のシンポジウムもこの篠遠先生のお話が本当に面白かった。釣り針によるポリネシア考古学の基礎を築く過程やフアヒネでの古代カヌーの発掘など「楽園考古学―ポリネシアを掘る」→amazon.co.jpそのまんまなんだけど、篠遠先生ご本人の声で語られるともうたまらない。一緒に記念写真も撮らせていただいて大満足。この日は完全にミーハー状態。「楽園考古学」が面白かったら続きの「南海文明グランドクルーズ―南太平洋は古代史の謎を秘める」→amazon.co.jpもどうぞ。こっちの方が緩いんだけど「楽園考古学」には書かれていなかった重い点に触れてる箇所がある。

 さてその日はナイノア・トンプソンさんも登場。休憩時間に外でタバコをふかしながら素晴らしいサタワル写真集を鑑賞していたところ、ナイノアさんが現れて僕の同行者と何やら立ち話。その時僕はサタワルに夢中のあまりナイノアさんが現れても誰だか思い出せないまま慌ててハグ。どうもこのハグってやつが苦手、めちゃくちゃ緊張する。しかしナイノアさんの顔を30センチの距離で見ても認識できないのはどうかしてる。
 ちなみにシンポジウムが終わりやはり外で一服しているとナイノアさんはすぐハワイに帰る、ということでまたみんなでハグしてタクシーを見送る。やっぱりハグは苦手だ。今度は握手にしてくれないだろうか。彼もタバコ臭くてたまらないはず。

 その日は南太平洋の文化・起源という基礎的な話からナイノアさんおせおせを含む日本航海の話(西村さんは素敵な方ですね)、教育に関する有意義な時間など盛りだくさんのシンポジウムだったけど、詳細なレポートは他の方にお願いするとして、その日は飲み屋ネタだと思っていたホクレア世界一周のプランがナイノアさんの口から公の場で語られた。今回の日本航海がハワイサイドを活気づかせた模様。大丈夫か?まだ飲み屋ネタなんじゃないのか?

 そういうわけでその日はシンポジウム後も懇親会、雨宿り雑談会と初めてお会いした方とも楽しいお話が出来て大変素敵な時間をすごせました。しかし雨も止まず身動きがとれないままとうとう最終電車をやりすごし自宅に帰れず上野お気に入りのカプセルホテル「北欧」にチェックイン。次の朝は寝坊して仕事を休んでしまった。駄目な僕(曲ブライアン・ウィルソン)。

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2007/07/03

7月のイベントいくつか

ホクレアを見に行った方には既知の事ではあると思いますが、伝統航海士のマニー・シカウ氏の来日とホクレア日本航海に関連して7月に東京地区で以下の一般公開イベントがあります。アロハの先に行くっていうのもおつなもんです。

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東京海洋大学 海洋文化フォーラム(特別企画)「オセアニアにおけるカヌー文化と伝統航海術」

http://www.kaiyodai.ac.jp/Japanese/new/2007/20070629bunkaforum/bunkaforum.html

日時:平成19年7月10日(火) 16時30分~19時30分 (参加費無料、予約不要)
場所:東京海洋大学 越中島キャンパス

 講師:
    後藤明氏 (南山大学:海洋文化人類学)
    ローレンス・カニンガム氏(グアム大学)
    マニー・シカウ氏(ミクロネシア伝統航海術協会、伝統航海士)

 第一部:講演会(越中島会館講堂)
 「オセアニアにおけるカヌー文化と伝統的航海術、およびその復興」
    16時30分~18時

 第二部:伝統航海術実演会(柔道場(課外活動棟2階))
 「貝を配したスターチャートを使った“スターナビゲーション”の実演」
    18時30分~19時30分

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「Star Navigation 星をたよりに大海原に乗り出す方法教えます」

日時:平成19年7月11日(水) 16時00分~17時30分 (参加費無料、予約不要、定員100名)
場所:国立天文台 大セミナー室

 講師:
    マニー・シカウ氏(ミクロネシア伝統航海術協会、伝統航海士)
    ローレンス・カニンガム氏(グアム大学)

お問い合わせ:国立天文台・国際連携室(吉田二美)Tel:0422-34-3947

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2007ホクレア号日本航海プロジェクト記念シンポジウム「ホクレア号が拓く未来への航路 ハワイから日本へやってきた古代式カヌー」

http://www.kaiyodai.ac.jp/Japanese/new/2007/20070702hokulea/hokulea.html

日時:平成19年7月29日(日) 10時00分~19時00分 参加費無料、予約不要、定員400名)
場所:東京海洋大学 越中島キャンパス

 第一部:「南太平洋の人と文化とその起源」
    10時00分~

    篠遠喜彦氏(ビショップ博物館)
    後藤明氏(南山大学)
    海部洋介氏(国立科学博物館)

 第二部:「2007ホクレア号日本航海を振り返って」
    13時30分~

    内野加奈子氏(写真家、ホクレアクルー)
    内田正洋氏(海洋ジャーナリスト)
    西村一広氏(プロセーラー)
    ナイノア・トンプソン氏(ポリネシア航海協会会長)(予定)

 第三部:パネルディスカッション「ホクレア・スピリットを未来に活かし続けるには」
    15時00分~

    パネリスト:不明

 シンポジウム終了後、会費制の懇親会も予定されています。とても時間が足りるとは思えないけど横浜でのシンポジウムのように講演者間の連携が上手くいけば面白いシンポジウムになるでしょうね。特にパネルディスカッションのテーマが大きいから。ホントはこの世界、話したいこといっぱいあるはずだし。

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2007/06/24

Hokule'a fixes 相模湾~横浜

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 世の中、さよならホクレアとやっているのにどうやらこっちはまだ終わってない。ホクレア関係者が横浜到着にあわせてハワイから日本に移動していたために抜けてた、相模湾~横浜のホクレアの現在位置が今日キャシーさんから送られてきた(よく分かってるよ)。取得時間にあってないので残念ながら日中に移動した七里ガ浜のところは抜けてるが横浜まで繋がった。今日もトラッキングマップに反映する(笑)。ついでにハワイ~横浜まで見渡せるくらいのズーム値に設定した。

2007_06170040

 写真のソーラーパネルはホクレアの後部についていたもので、この電源を使ってホクレアのLatLongを衛星経由でハワイに送信していた(ちなみに1枚目の写真についてるのはNERA社の小型船舶用衛星通信機でしょう)。blogなどを見てると時々これがついてるのを見て位置情報をホクレアが使用していたんじゃないかと思ってる人もいたようだけど、この情報はホクレアには知らされずホクレアは沖縄までウェイ・ファインディングを行っていた。ミクロネシアで一部曳航されている時も基本はウェイ・ファインディングだったらしい。

Trackingmap2007

 山下公園でのパーティーの時にマウ・ピアイルグらの協力のもとパラオ~ヤップの石貨運搬プロジェクトを行った拓海さんが言ってたけど、あのプロジェクトでは石貨を運ぶカヌーは伝統航海術による航法を行い、伴走船からLatLongを発信させていてそれを海図に反映させていたそうだ。で拓海さん曰くその位置情報を見てるだけで胸がワクワクしたと。そういうことで僕もこのマップを作成していてジョンストン環礁や結局寄港しなかったプンナップを貫けるときなどいくつかのポイントでウェイ・ファインディングを擬似的に体感できてそれが面白かったことを思い出した。
 ということでマップはしばらくそのままにしておこう。データがほしい人は勝手に抜いていって下さいませ。

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2007/06/23

横浜のホクレア4

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 既にホクレア&カマヘレは横浜を発ったようですが・・・

 そういうわけで日曜(17日)はすっかり寝坊して、まあホクレアの帆走なんて見れなくてもいいや・・・なんて気持ちでぷかりさん橋に向かっていたので、案の定ホクレアはセールをたたんで桟橋に戻ってくるところでした。でも意外に良かったんだよね。出航延期&見学会無しのせいで見学者も少なかったからかな。

 ホクレアのように桟橋に泊めるような馬鹿でかいカヌーもいいけど、ビーチから押していけるような奴がまたいいんだなぁ。紐でぐるぐる巻きにしたセールを担いできてぷかぷか海に浮きながら緩いマストにヨッコラセとくっつけて。そういえば一度クルーとセールを一緒に海に突き落としてしまったことがあったんだけど、落とされた彼は「いいよいいよ」なんて笑いながら「なんだコイツは」と心の中で怒ってたに違いない。セールをくっつける作業は結構大変そうだったし。あ~乗りたい乗りたい、ふと思った事。

 とこの後、大さん橋でカレーライスを食べてシンポジウムに向かったのでした。

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2007/06/22

シンポジウムで話す予定だった事?

 島の女は知っている・・・。sazayoさんのblogで貴重な写真とともにサタワルのお話が。「シンポジウムで話す予定だった事」となってますが、僕の記憶では全てシンポジウムで話されてたことです^^
 ホクレア号横浜寄港記念シンポジウムに足を運んだ方はこれを読んで思い出してみましょう。もちろん行けなかった方もネ。

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