« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »

2008/06/23

バティック工房 バリ島2008

35720015

 プネスタナンの宿では毎日、朝になると鶏の鳴き声や雨の音に混じってポコッポコッポコッポコッと不思議な音が聞こえてきた。
 それが何かは朝の散歩ですぐ分った。宿の向かいの子供がカジャールという楽器を叩いていたのだ。カジャールというのは鍋のような小さいゴングを木バチ(パングル)で叩くガムランではビートを刻む楽器。
 そしてその前には鶏たちが篭に入って並んでいる。闘鶏用の鳥たちだ。向かいの家のオヤジさんは大の闘鶏好きだそうだ。前に書いたとおりプネスタナンはカルヨ・アグンの真っ最中で、人が沢山集まるということはこいつらが活躍する。

35740015

 宿屋のおとうさんが娘の散歩に我が息子を連れて行くという。我が息子の要求で僕もついて行く事になった。田んぼ道を二人乗り以上のバイクたちを避けながらの散歩はなかなか楽しかったが、最後に向かいのオヤジさんのお宅へお邪魔した。
 中に入るとそこは(まったく予想してなかった)バティック工房だった。バティックとはロウケツ染めの事。
 1階の奥では女性たちが座りながらロウ引きを行い、手前では男たちがロウ引きされた布地に筆で染色をしている。時々崩れていて怖い階段を使って2階に上るとそこではオジサンが紙に図案を書いているところ。巻かれた図案が部屋狭しと並べられている。
 写真では伝わらないとは思うけど製作中のバティックはデザインも色も柔らかく繊細で美しい。染物にはまったく疎い僕なので何の説明も出来ないのが大変申し訳ない。
 息子のおかげでちょっと得した朝の散歩だった。

Dscf4774

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2008/06/17

センゴール バリ島2008

35700008

 結局今回のバリ旅行で1回だけ組んだ現地ツアーがギャニャール界隈をちょろちょろするだけだった・・・というのは帰ってきてから気がついた。

 そういうわけでギャニャール・ツアーの最後は市場前のセンゴール(夜市)だった。以前昼飯を食べたバビ・グリン(ブタ丸焼き)屋の向かい側にセンゴールが賑わっている。そこで夕食をとることにした。

35700023

 ところでこれもバリ人M氏に付き合ってもらったわけだけど、M氏宅からセンゴールまではほんの1ブロックしかない。めちゃくちゃ近所なので屋台のオバチャンから交通整理のオヤジまでみんな知り合いである。それで日本人を連れ歩いているわけだから沢山の方から声をかけられる。ギャニャールを歩いてるといつもこうなんだけどまさに自分達が外国人だっていうのを実感できるな。
 そして初めてセンゴールに行ったがこれは楽しい。そのほとんどは飯屋台で通路の両脇をぎっしりと固めている。ところどころにアクセサリー屋やエセVCD/DVD屋が挟まっている。(下はジャムー屋)

35700021

 当然M氏も一緒に夕食をすることになった。M氏に「家族の夕食は?」と訊くと「インスタントラーメンがあるから大丈夫」と言う。それって大丈夫か?M氏のお宅は朝もインスタントラーメンだって言ってたし、つまり常にインスタントラーメンってことだ。ご家族を連れて来ればよかった。うちの息子もお土産を貰っちゃったし、お礼にYくん、Yちゃんにオモチャやアクセサリーをプレゼントしたんだけど。

35700024

 M氏によると通路の真ん中くらいに何がしかの広告の看板があって、そのあたりを分岐点として入口に近いほうがバリ料理、奥がジャワ料理なんだそうだ。つまりムスリムの方々が間違って豚肉や獣脂などを使用している食べ物を口にしないようにハラール(許された)な屋台は奥に集まっているのである。
 という理由でブタがこんがり丸焼きになっている姿をいきなり入口付近で見ることになる。

 今回の食事についてはマイ・ワイフは既に食べたいものを考えてたようで、それが「マルタバ」と「バッソ」と「サテ・カンビン」。全部ジャワ側の屋台だった。

35700012

「マルタバ」は薄く広げた生地に卵やら何がしかの具を入れて油の中でグルグル回す、それがぷく~と膨らんできて、最後に折りたたんで出来上がり。熱いうちに食べたけどこれが美味い。お祭りでチヂミを食べてる気分。息子4才もがつがつ食べていた。

35700014

 「バッソ」はあっさりとした肉団子スープで、香港の茶餐廰で食べる肉団子スープと似ている。これに辛いサンバルを入れるとバリの味になるんだけど辛い物好きの僕にはこれが美味い。この辛味好きがM氏いわく「日本人なのにオカシイ」らしい。

35700019

 「サテ・カンビン」は山羊の串焼きなんだけど、臭い物好きの僕としてはまったく臭みを感じなくてちょっと肩透かしだった。美味かったけどね。もう少し山羊らしいクセがあったほうがよかったな。

35700010

 ということで「焼きトウモロコシ」も食べて・・・これが実は一番独特の風味だったと思う。センゴールに夢中だったためかあまり腹いっぱいにならなかったので、またも恒例ブンクスでナシゴレン(M氏曰くこれは分類上バリではなくてジャワ料理かつもともとは中華料理との事)とバビグリン(こちらはバリ料理か)を持ち帰り。部屋について確認したら、あまりのゴハンの量に度肝を抜かれ半分も食えず。結果食いすぎの刑だった。

 とにかく誰一人腹を壊さなくてよかった。

35700022

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008/06/14

M氏宅 バリ島2008

35700006

 毎度恒例のM氏宅訪問。M氏宅はギャニャールの中心Alun-alun(王宮前広場)のすぐ近くにある。長屋住まいとはいえたぶん一等地。観光地にはない雰囲気を味えるとあってここに寄るのがいつも楽しみだ。

 ところでM氏の長屋に変化があった。初めてM氏宅を訪れた時は彼が借りている部屋は1部屋だった。前回行った時は2部屋。今回ついに3部屋となり長屋を1棟借りきっていた。そのため長屋前のテラスにはダイニングセットも置かれちょっとゴージャスに。
 さらに一番目を惹いたのが新しい立派な門。2004年は今より少し小さい門で低い屋根の木の門扉の付いたやつだった。2005年には車を入れられるようにする為に門自体を取り払ってしまった。そして今回はまた新しい門が取り付けられていた。人の家のことではあるけど・・・

35700005

 夕方だったからか今回も長屋の皆さんほぼ全員(十数人)が出てきてくれた。バリに来て一番温かみを感じる時間かもしれない。そして子供達の成長している姿を確認するとさらに嬉しくなってしまう。その中でスマトラで病気になってバリに来たお爺さんがインドネシア語でず~と僕に何かを語り続けていたのにはまいったな。けれどそれも大変有難い事だと思ったりしてる。インドネシア語ってことはヨソイキの言葉だから。

 ということで今年も我が息子はM氏からお土産を貰ってしまった。M氏の息子Yちゃんが集めていた動物のフィギュアをごっそりと。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/06/11

ルビビーチ バリ島2008

35720019

 次はルビビーチへ移動。実はルビへ行く事はすっかり忘れていた-もしくは知らなかった-訳だけど、意外にもこれが自分の中でヒットしてしまった。

35720017

 バリ人M氏はかなり申し訳無さそうにビーチの案内・・「海が汚い」「波が荒れててサーフィンもできない」「臭い」「これはトラディショナル・カヌー、エンジンはヤマハ」「海が侵食してワルンが移動した」をしてくれたのだけど、ここでは海は青い必要も無いし、サーフィンをやる理由もないし、当然帆走ではないが魚を運んだりと現役のトラディショナル・カヌーが腐るほどある。近くにはローカル向けのプールもある。噂ではこのビーチにある薄暗いワルンのサテ・イカンが旨いらしい。ちなみに妻が何か食べてみたいと言ったらM氏に無視されていた。

35720018

 海の向こうにはレンボガン島が見え、そのむこうにはペニダ島がある。
 とりあえずルビをロンリープラネットでみると「・・・遺灰が海に託され、火葬の儀式が終了する。寺院で使われる物を清める儀式もこの辺りのビーチで行われる。荘厳なスガラ寺院は海峡をはさんで、悪魔のジェロ・グデ・ムチャリンの住居であるペニダ島の方を向いている・・・」とムードのある説明。

 何がいいのかは上手く説明できないけどここに来てとてもよかった気がする。

35700001

 そしてルビビーチのすぐ近くのマスチェティビーチに移動。こちらはトラディショナル・カヌーこそないが不気味な馬鹿でかい白鳥が海を向いている。観光名所にするために造ったらしいが、M氏いわく「インフレーション」だかなんだかが原因でお化けのような姿で放置されている。
 と思ったら馬に乗った人たちが来た。ここはホースライディングのコースになっているらしい。息子もポニーに乗ったし、なんだか羨ましい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/06/09

バリ・サファリ&マリンパーク バリ島2008

 全然知らなかったけどバリ島にサファリパークが出来ていた。ギャニャールの南の方にあるらしいが宿のオーナーも知らなかったしM氏も行った事がないという。
 でいつの間にか今回の旅行の日程に入っていた。M氏の話によればジャワにあるサファリパーク(タマン・サファリ)系列の新しいサファリパークとのことで、M氏はとにかく1オーナーだということを強調していた。

Dscf4728

みんなダチョウに大興奮。

Dscf4716

みんなクマに大興奮。

Dscf4730

セスナやマサイ族の家や動物をみながら泊まれるホテルもある。ライオンを見ながら飯が食えるレストランもある。我が息子は象さんと写真を撮ってポニーに乗った。

 なんだかんだで結構楽しめた。写真はないけど一番楽しめたのが併設されているウォーターパークで、小さいウォータースライダーが何本もあり、でかいバケツから水が溢れでるやつでオージー家族は大興奮。うちの息子もでかい水鉄砲で大興奮。バリに行ってM氏を何時間も待たせてまで、こんなことをやってんだから暇だよな。(ちなみにM氏はドライバー仲間とトランプなどして過ごしてますから・・との事だった)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/06/08

プネスタナン バリ島2008

Dscf4659

 クタの次はウブド郊外のプネスタナンという村に泊まった。ウブド王宮から歩いて20分ほど西に歩いたあたりから始まる-ウブド・セントラルに比べてバリらしい霊気に満ちたエリアだ。

35720010

 プネスタナンの入口に大きな人形が2体立っていたので、何かのお祭り?と訊いてみた。プネスタナンはカルヨ・アグンという大きなオダランを行っている時期だった。そういう雰囲気はぷんぷんしていたし観に行く事も可能だとの事だったけど、息子が耐えられなさそうだったので早々に行く事は諦めた。このあたり夜道は怖そうだし。

Dscf4649

 プネスタナンは小さな民宿が多い。僕が泊まったところは天井ファンも風呂もありオーナー家族も肩肘張らずにお付き合いできる方たちで、過ごしやすい大きなテラスもあり快適だった。いつものM氏に「この宿はロスメンなのかホテルなのか」と訊いたら「バンガローです」と言った。とりあえず解決。

 なぜか乾季にもかかわらずギャニャール地区は毎日夜に激しい雨があり、朝の散歩の時も一発雨の洗礼をくらった。おかげでレンズが曇って朝の写真が上手く撮れない。これについてまたまたM氏に訊くと「地球温暖化」のせいなんだそうだ。ミャンマーのサイクロンの事など考えると納得した。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/06/07

クタ散策&ブンクス バリ島2008

35720007

 家族がプールで過ごしている合間に、クタ初心者ということでクタ散策(ジャラン・ジャラン)に出かけた。
 特に目的はなく、なんとなく地域に慣れようということでお友達のボスザル殿にもらったクタ・レギャン地区の白地図をポケットに、ブロック単位に歩いた分数を書き込みながら歩いた。

Dscf4543

 クタをよく知ってる人にはどうでもいいことだろうけど、歩いたコースはこんな感じ。他、途中細い道に入り込んだり余計な道を歩いたりもしてる。

・クタ・スクエア付近から出発。
・ビーチに沿ってJl. パンタイ・クタを北上。
・Jl. ベネサリ(ブネサリ)を東へ。
・Jl. レギャンは無視してそのまま東進。この通りJl. PATIMVRAっていうのかな?スペルが間違ってるかも、歩きながらメモったので。
・その通りにあるワルンでナシゴレン・シーフードをブンクス。この店、ボスザル殿オススメの店。130円くらいか。学校のようなものあったし、このエリアが楽しかった。
・Jl. マジャパイトを北上。
・Jl. ムラスティを西へ。
・この通りにあるワルンでバビ・グリンをブンクス。この店もボスザル殿オススメの店。180円前後か。このバビ・グリン屋の場所はなかなか分りづらい。
・海が見えてしまったのでJl. ムラスティを東へ戻る。
・一度は通る必要があるかと思いJl. レギャンを南下。
・Jl. パンタイ・クタへ戻る

 ※Jl=ジャラン(通り)
 ※ブンクス=持ち帰り

 といことで2時間ほど歩いた。残念だったのは、またこのあたりを歩くだろうと思って写真をあまり撮ってなかったこと。結局また歩くことなくプネスタナンへ移動してしまった。

Dscf4557

 写真はブンクスしたもの。左がナシゴレン・シーフード(揚げた白身魚を付け合せたナシゴレン)、右がバビ・グリン(豚の丸焼き、ソーセージ&ご飯)。どちらも今まで食べた中でもバリ島旅行中最高峰の味だった。さすがボスザル殿。バビ・グリンはほんのりカレー風味だった。

35720006

 上の写真はJl. レギャンのグラウンドゼロにあるモニュメント。バリ島爆弾テロの直後は恐ろしくて近づけない場所だった。被害者の方々の名前が列記してある。黙祷をした。

 久しぶりのサンダル履きでの散歩で足にマメが出来てしまった。前回のサイパンの時もサンダルで歩きすぎてマメが出来た。
 旅行に行く前にサンダル慣れしておかないとね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/06/02

いきなり番外編 バリ島2008

 帰国早々、明日から4日ほど宮城へ出張。・・・なのでバリ島、早々に番外編。

Dscf4634

分単位で世界の時差を表した世界時計。バリ島は昼の12時5分で正確。

Ego

おきまりのなかなか日本では食べられない日本語タイトルのお菓子、EGO編。

商品名:トウモロコシの米のビスグシト・・・食べたら本当にビスグシトだった。
「海苔(のり) ピーナシ味」・・・食べたら本当にピーナシ味だった。

商品名:ミックヌビンズ
「人気を超えます 特殊な特色」・・・その特殊な特色を知りたいところです。絶妙なミックヌ具合なんだと思います。
「結合のいろいろな蚕豆(そら豆)のお菓子」
「厳選する 美味で、マルチ享受」
「やまだ」・・・あくまでメーカー名はEGOです。シンガポールの会社らしいです。

商品名:マソゴ味のビスケット・・・食べたらたぶん本当にマソゴ味なんだろうな。

商品名:すいじょうきじゃがいもビスケット

商品名:たまねぎなっとうもち・・・茨城でも見たことないです、これは

どうもすみません。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008/06/01

クタビーチ バリ島2008

 2年半ぶり6度目のバリ島旅行。
 6度目にして初めてクタに泊まった。到着初日にクタの南に位置するトゥバンに泊まってクタまで歩いて買い物に行った事は何度かあったけどクタ宿泊は初めて。

35720004

 実は「最近バリ島ってどうなんだろう」って気持ちでバリ島に向かったんだけど、クタの活気は相変わらずだった。ただ物価が着実に上がっているのは気になった。
 その中でも世界的とはいえガソリンは少し前の30%以上の値上がりで、所得に対してガソリンの値段が高いバリ島ではかなりこたえてるらしい。デンパサールでは学生デモなどが行われててちょっと物々しい感じだそうな(そんな風景は見なかったけど)。9月にバリ島ローカルな選挙があるらしいけど、デモをしようが政治家が変わろうがガソリンは安くならないだろうって言うのはバリ人M氏。またトランスポートのお兄さんは「日本は一ヶ月だけガソリン値下がりしましたね」とそれだけでも羨ましいんだそうだ。

35720001

 ところで・・・初めて有名なクタの夕日を観た。以前ジンバランでは夕日を観たけど、クタの夕日はなんかハッピーな気分になるね。この時間になると沢山の人がビーチに集まる。そして日が沈んだ後の子供達をすし詰めにしたベモ(ライトバンを改造したバスのようなもの)と次のベモを待つ子供達の群れが凄い。

Dscf4480

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »