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2007/03/16

サタワル島到着

 ホクレア、アリンガノ・マイス、カマヘレ、トラック・クイーンの船団は(やはり)サタワル島に到着!(していた) 詳細は不明。しばらく不明かも!?

(追記)

 でも早速凄いことになってます。セサリオさんとハワイの5人のクルーにPwo(伝統カヌー航海士の称号を与える儀式)を行うようです。ミクロネシア以外の人間にPwoを行う、しかも5人も、感動的ですね。

 日本語版blogにも早々に翻訳があがっておりますのでホクレア号航海を応援している方は目を通してください。

 http://hokulea.aloha-street.com/?p=180

(3/21 追記)

 ウォレアイ経由ウルシー(ユリシー)に向かいました。

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コメント

なんか今日明日でセサリオさんがパルゥになるらしいですよ。一門勢揃いの上で息子が真打ち昇進ですから、マウ先生も肩の荷が下りたって感じですかね。林さんや石川さん、内野さんも凄いもの見れちゃいますね。

投稿: かとう | 2007/03/16 10:12

僕も朝方見てこりゃどうした?とビックリしました。
セサリオさんは当然としてハワイの5人のクルーにとっては航海人生最高の栄誉かもしれない。これは素晴らしい航海になりましたね。
日本に林さん戻ってきたらいい話聞けそうですね。そしたら是非オフカイなどやりましょう。今度は逃さずに行きますのでよろしくです。
で、いつ戻ってこれるんだろう・・・連絡船は?

投稿: tornos | 2007/03/16 11:22

正直、技術は教えてもポゥの儀式まではハワイアンにはやらないと思ってました。びっくりした。これは大変なことですよ。モダン・ハワイアン・ウェイファインディングが古代から続く航海術の伝統に連なるものだということを正式に認めるわけですからね。

投稿: かとう | 2007/03/16 18:21

古代カヌーのレプリカだったホクレア建造から30年以上を経てついに本物の古来伝統に繋がる瞬間が今行われている、この航海はまさにハワイの現代航海カヌー史にとって今までに無いほど意味のある航海になるわけですね。こんなことはハワイサイドは想像していたのでしょうか?それを通過したホクレアとそのクルーたちが日本に来るわけです。どうしましょうか?
と話は変わって林さんマイスにのってヤップにいけるのかな?

投稿: tornos | 2007/03/16 20:42

わたしはこのニュースを反対の方向に受け取りました。
つまりミクロネシア・サイドの変容です。ひとことに「伝統」といっても、やはり強い「外力」によって変えられていくのです。ホクレアの30年以上の歴史とメディアの圧力に、伝統側(こっちも風前の灯火)が吸い寄せられているという風に解釈したほうが良いでしょう。

投稿: suyap | 2007/03/17 16:22

今回のポゥを含めて近年のポゥが「本物ではない」「観光化した」という批判もある、というのはポゥを専門とする研究者のメッツガー氏も指摘していますが、そもそもそのポゥそのものが長年カロリニアン自身に放擲されていたことを忘れてはいけません。1990年のポゥの復活そのものも北米在住の白人研究者であるメッツガー氏の協力・働きかけの下にありました。伝統が常に変容していくことは既に文化人類学では常識の範疇にあります。その変容の善し悪しを決めるのはまずは当事者集団なのであって、白人やハワイ人や日本人やヤップ本島人ではないでしょう。

投稿: かとう | 2007/03/17 18:24

こういう話は大好きなのでどんどん入れてくださいね(笑
ミクロネシアの現状を考えればsuyapさんのおっしゃることは当然だと思いますしその部分も考えました。ただ僕はPwoの観光化や簡略化など原理主義者が嫌うものであっても生き残るほうに動いてることそのこと自体が良い事と解釈しています。もちろん甘さのある考えであるとは思いますが。そして実際にこのサタワルに対してハワイアンのクルーたちは非常に謙虚であると感じますし、まさに栄誉として受け止めているのではないでしょうか。すでにホクレアに係わり始めた時点で伝統にその変容があっても生き残ろうとするその柔軟性(偶然性も含んで)がマウ・ピアイルック一族の特徴なのであって、そこが僕の好きなところなんですよ。つまりファンですね! サインも大事にしてるでしょ、かとうさん。

投稿: tornos | 2007/03/17 21:21

アドバタイザー紙の記事を信じるならば、今回のこれはミクロネシア側の発案のようですし、20年ほど前にメッツガー兄がナイノア氏にインタビューした際も、あくまでもマウ先生にそういう考えがあれば受けるという立場だったそうです。

投稿: かとう | 2007/03/17 21:54

ハワイサイドから出てきたらそれこそおかしな話ですしね。もしハワイサイドからその申し入れをしていたら僕はあまり良い印象は無いですねえ。

投稿: tornos | 2007/03/17 22:18

もともとマウ先生は昨年中にサタワル島にセサリオさんを呼んでポゥの儀式をしたかったらしいんです。ただそれが諸事情で実現しなかったので、セサリオさんがアリンガノ・マイスに乗ってサタワルに戻ってくるこの機会にポゥの儀式をすることにしたのではないかと推測します。だから今回のポゥの儀式は本来はセサリオさんの為のもので、ハワイのウェイファインダーたちはいわばついでなのではないですかね。というのも、ポゥの儀式はそもそも一人だけの受戒者の為に開催されることは無いんです。セサリオさんの受戒に関しては、一緒に受戒する人間が巡り合わせもあってなかなか揃わないという話も聞いたことがあります。ハワイの第1世代~第2世代ウェイファインダーにも授戒することにすれば、頭数が揃う・・・というのはまあ一つの裏読みです。マウ先生は自分が生きている間に息子に授戒したいでしょうしね。今回受戒したハワイの5人はみなマウ先生の直弟子ですし、実績は文句なしの人たちですから、さほど抵抗も無くこういう形になったのではないかと。

投稿: かとう | 2007/03/18 00:00

かとうさんの推測どおりだと思います。まず我が家の火を消さないことです。セサリオさんにはヤップに戻ってからその灯火を消さないために(強い外圧にすでに負け犬になっている大勢のヤップ人の居る場所で)これから孤軍奮闘することになるんじゃないでしょうか。後藤さんらしき方が某blogで話してたマイスの非化石燃料的な医療活動船への応用とかクルーの教育育成(僕たちがビール代を寄付した伝統航海学校のことですよね)なんてまさにそのことですよね。内側から何かをしようとしてることは明白で、あまり悲観的に解釈したりナナメ読みしても意味の無い部分だと思います。そしてハワイアンへのPwoはハワイアンへ特別な意味を持ってくるんじゃないかな。もともとミクロネシアの灯火を心配していたハワイアン・クルーの気を使った言葉もあるとは思いますが、ハワイサイドからはこれに対する変な解釈は今の所ないですよね。

投稿: tornos | 2007/03/18 09:35

既に走り始めているヤップ航海術学校に「ハク」を付ける為にもセサリオさんはポゥを済ませておかないと、とか(グアムのTSSのシカウ門下からは、同世代のシカウ師が既にポゥの儀式を済ませているという点でセサリオさんが多少軽く見られたこともあったそうですし)、他ならぬマウ御大直々にポゥの儀式をしてもらうチャンスはもう残り少ない、とか考えると、今回これが来るのは実は必然だったかもしれません。少なくともメッツガー兄と林さんはそれを的確に読んでいたと見ます。

投稿: かとう | 2007/03/18 09:59

ヤップ島やヤップ州の離島の現実や、人々が何を考えているか、どう暮しているか、想像だけで第3者の会話が進んでいるところに、現地の人間としてはあまりしゃしゃり出たくないですが、ひとつ頭を冷やして考えていただきたいのは「なんで今回のPwoがたった2日で済むの?」ってことです。ここら辺が、現状を察知するヒントになると思います。

外部の人間が過分に持ち上げることで、ある人間の資質を潰したり、その人間が属する社会からはみ出させてしまったりすることは、よくあることです。ニホンのメディアに潰された「アイドル」もたくさんいますね。

最後にもうひとつ、
>(強い外圧にすでに負け犬になっている大勢のヤップ人の居る場所で)

これは、何を根拠の発言か伺いたいです。DMでもかまいません。
ある文化を理解するためには、多方面からの様々な観察やコメントを統合して自分の観察と照らし合わせないと、ホンモノは見えてきません。私が見る限り、ヤップ人もヤップ州の離島人も、外的な要因への染まり具合は「どっこいどっこい」です。人それぞれです。各離島を比べてみた場合、私の眼からはサタワル人がいちばんアグレッシブです。金もあるし外との付き合いも多いし、島の中をシューズとパンツをはいて歩き回っている若い男が多いのもユリシー・フララップに次いで2番目です。

投稿: suyap | 2007/03/19 22:33

挑発的な言葉を使って申し訳ない。ご指摘の言葉撤回します。
かなりの部分を空想で話をしてるのもまた事実。そういう意味でもsuyapさんのお話を聞きたい。僕がもとめてるのもそういう多方面からの意見なんですから。
今回のPwoについて何かお考えになっていることがあればお話下さい。よろしく。

投稿: tornos | 2007/03/19 22:52

ところでsuyapさん、上記の話とは関係なくそろそろヤップ島もこの舞台に引き込まれるわけですが、ヤップではそれらについて何か情報など聞いてないですか?湯気も立ってないかもしれませんが(笑
忙しくて見てないかな?

投稿: tornos | 2007/03/20 13:13

>現地の人間としてはあまりしゃしゃり出たくないですが

私自身は自分のウェブログで書いたように、今回のこれは離島人とハワイ人の間の問題であって、良い悪いを言う立場には無いし、長い目で見て良い目が出てくれることを祈るだけです。

あなたが2日間で行われるポゥを心から問題視されるのであれば、私たちのように「良く分からないから、まずは好意的に見守りたい」という、まさに「現地を知らない第三者」の言説を批判される前に、ご自身のウェブログに建設的な対抗意見を英語で発表されるとか、4日間のポゥの開催をどなたかに働きかけるとか、色々とすべきことはあるはずですよ。

私個人も、今回のポゥが好ましくない結果をもたらす可能性を客観的に筋道を立てて論じる文章が発表されたならば、是非とも読んでみたいと思います。これまでのところあなたの言説の全ては、パラフレーズすると「現地を知らない人が騒ぐのは問題である」「私はもっと深い事情を知っている」という二つの命題に還元出来るものでしかありません。私としては、その先のご意見を拝読したいのです。

投稿: かとう | 2007/03/20 14:21

それにしてもやっと出発した(してた)ようですが、ウォレアイを使った航法でいくのですね。プンナップもそうですしナイノア氏の特徴ですね。マーカーを残しておいて良かった。島に入ってた人たちはどうなってんのかな?まあいいか。

投稿: tornos | 2007/03/21 07:55

ちなみに1990年以降、4日間使って開催されたポゥはユルピイ師が開催した1990年のもの「だけ」で、後の全て(97年のプルワットとポンナップ、2000年のポンナップとサタワル)は簡略版だったと聞いておりますが、それらのポゥを同様に問題視されるのでしょうか。

投稿: かとう | 2007/03/21 09:11

なるほどウォレアイ復活したんですね。推測でした。

投稿: tornos | 2007/03/21 10:44

サタワルとユリシーに寄ってウォレアイをパスしたら、ウォレアイの酋長の顔を潰すことになるんじゃないですか。推測ですけど。

投稿: かとう | 2007/03/21 12:46

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