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2004/12/29

仕事納め

 今日で2004年も仕事納め。掃除の一日。公私共に慌しい1年で体力も尽きた。
 風邪も治りきってないし、本当はゆっくりしたいけど、なんと明日は早朝からリアル餅つき!!!毎年そうだけど次の日は年賀状も書けないくらい体中痛くて辛い大晦日になるんだなあ。

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2004/12/27

時速700km

 アチェ沖の地震のマグニチュード9というのは阪神大震災のマグニチュード7.3の360倍の規模だとasahi.comにあった(産総研では阪神大震災をマグニチュード6.9として1400倍)。ニュースで流れる津波の映像。自分のことを考えると--アジアのビーチにぼんやり突っ立っていることは容易に想像できるから、これにはかなりぞっとした。現在も情報が錯綜して被害状況が拡大するばかり。最悪の結果。あんな気候の良いところにいたら津波のことなんて全然思いつかない。巻き込まれた人たちにとっては本当に瞬間的なことだっただろう。

 津波と聞いて最初に考えたことは、津波の到達時間と被災地の防災対策だったので、それに関する記事。

時速700キロのジェット機並み…産総研が津波再現(YOMIURI ON-LINE)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041227i504.htm

 産総研が津波の画像を再現した(アクセスが集中してるのか重くて中々見れない)。津波は東西に分かれ時速700Kmでインド洋を伝わりスマトラ島北部に30分以内、東のプーケットには約2時間後、西のモルディブには約3時間半後に到達した。

クローズアップ2004:スマトラ沖地震 津波生む「海溝型」(MSN-Mainichi INTERACTIVE)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20041227ddm002040117000c.html

警報システムあれば…米当局者、観測態勢の不備指摘(YOMIURI ON-LINE)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20041227id06.htm

 防災対策の遅れは大きい。台風に向って移動しなければならない最近の仕事柄、これに関しては結構敏感になってしまう。

 今後のこと。

国連、伝染病の危険を警告 津波被災地域に(CNN.co.jp)
http://cnn.co.jp/world/CNN200412270006.html

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2004/12/24

黄色い大地

kiiroidaiti
 今更ながらだけど内閣府から発表された世論調査も韓国への親近感は過去最高らしい。対する中国への親近感は過去最低になった。そんな韓流ブームの時に、僕が最近観ている映画といえば中華圏のものばかり。実はあまりの韓流ブームに、映画にかぎって言えば、良い作品も悪い作品もなんでも流れ込んでいる印象で、出遅れた僕は韓国映画にはなかなか手がつけられない感じなのです。

 ということで風邪で体調を崩しながら、「子供たちの王様」に続いて、またも陳凱歌(チェン・カイコー)監督の「黄色い大地(原題:黄土地)」→amazon.co.jpのDVDを入手した。昔ビデオで観て以来だなあ。間に「北京ヴァイオリン」も観たけどそっちは観てる人沢山いるからいいでしょ。ところでDVDの売り方が撮影を担当している張芸謀(チャン・イーモウ)を全面に出していて陳凱歌どこ?というのが日本のマーケティングの心配なところ。これは陳凱歌の記念すべきデビュー作にして中国映画の傑作。

 陝西省北部、黄土でおおわれたその極貧の土地に八路軍の工作員が民謡の採集にやってくる。採取された民謡は共産党の宣伝歌として利用される。映画は、その男が世話になる家族の若い娘が八路軍の工作員に恋をして、やがて悲劇へと展開する。陝西省北部における結婚は金銭と娘をトレードする売買婚が普通であり、その中に八路軍の工作員が持ち込んだ自由な結婚観に対する憧れと困惑が展開する。
 たしかに張芸謀のカメラワークは素晴らしい。陳凱歌の落ち着いた映画の展開と相まって張芸謀の初監督作「紅いコーリャン」よりはるかに説得力がある美しい映像だと思う。特に黄河の映像。趙季平(チャオ・チーピン)の迫力ある音楽も素晴らしい。
 「子供たちの王様」のように多く暗喩は含んではいないが、内側から観れば共産党賛歌。外側から観ればその逆。ただし第4世代のように批判も湯気のたったものではない。中国第5世代映画。

  ところで僕のことを中国好きと勘違いしないで下さい。中国には行ったこともありませんし、特に今行きたいほど惹かれてません。行ったのは中国返還前の香港が関の山。中国映画が好きなだけです。それにしても風邪早く直らないかな。

 (忘れそうだった今日はクリスマス・イヴか!、年賀状どうしよう!と思うクリスマス・イヴ)

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2004/12/21

静かな大地

shizukana
 明治維新後、静内に入植した和人とアイヌ人の歴史を描いた池澤夏樹の「静かな大地(朝日新聞社)」→amazon.co.jpが18日に親鸞賞という受賞した。親鸞賞なる文学賞は聞いた事がなかったが、本願寺維持財団が2年毎に行っている、まだ3回目の新しい賞のようだ。本願寺とはいっても特に仏教との関連性は問わないらしい。事実「静かな大地」は仏教とは関係ない。審査員は瀬戸内寂聴他。

 「静かな大地」は2~3年前に朝日新聞に連載され、昨年の夏ごろに単行本化された。予約して買った。700ページ弱の長編小説だが、面白くて悲しくて読むのはあっという間だった。
 この時代、アイヌというとまるで過去のことのように語られる。僕たちは数々の自分たちが行ってきた残酷な歴史の記憶を、時間が解決してくれるとでもいうように風化することを期待する。そして本来は事実を理解さえすれば過剰に構える必要もないところを過剰に受け止めプレッシャーに弱く逆ギレする。しかし記憶は風化しても現実は細いながらもまだ尾をひいている。だからアイヌをテーマにした小説が新しく出ることはとても良いことだと思う。
 タイトルはアイヌモシリ=アイヌ(人間)、モ(静か)、シリ(大地)から。花崎皋平の「静かな大地 松浦武四郎とアイヌ民族(同時代ライブラリー)」→amazon.co.jpも意識している。テーマは重いが著者らしい幸福感も盛り込まれている。

ainu
 アイヌ人は生きていることを実感できる本、アイヌ人萱野茂さん自身が半生を記した「アイヌの碑(朝日文庫)」→amazon.co.jpもお勧め。

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2004/12/20

先週は、今週は

 先週は、インフルエンザの予防接種で調子を崩し、そのまま横浜監禁状態の中本当に風邪をひいて(そんな中毎日、中国料理は食べつづけたわけですが)、blogを更新するどころではありませんでした。

 なにか面白いことがあったとすれば、あまりに高い場所で仕事をしていたので、近くでやっていた打ち上げ花火を上から見下ろせたことと、僕以上にネギが嫌いな方がいたことぐらいでしょうか。

 今週は市ヶ谷なのでまたまたblog更新微妙だな。

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2004/12/14

ハワイといったらタオテ・シノト

 インフルエンザの予防接種に中ってあまり体調が良くなかったので、ちょと時間が経ってしまった。だから全然タイムリーじゃない話。

 前回の「世界ふしぎ発見!」に、僕のアイドル、タオテ・シノト(ハワイ、ビショップ博物館の篠遠博士)がでていた。動くタオテ・シノトである。この人、水木しげるに似てるなと感動した。彼を知らなかったらハワイはただのハワイだったに違いない。ということでやはり釣り針の話だった。
(僕のblogでの関連ページ→ポリネシアを掘る

 カホオラウェ島が紹介されたのも良かった。この島かなり気にはなっていたけど、現在の映像を見たのは初めてだった。近くのラナイ島ではドール社、プランテーション事業の顛末、高級リゾート三昧。そしてこちらは不発弾があちらこちらに。どちらもハワイ。

 まだ体調いまいちです。横浜にて。

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2004/12/10

タヒチの首飾り

tahiti036
 blogを始める際にスキャンして使い道の無かった写真から。

 タヒチに到着すると綺麗な花の首飾りをかけてくれる。白いティアレの香りでタヒチに着いたことを実感する。その香りでちょっと浮世離れした感じになって、ハワイではこんな感じではなかった、タヒチに比べるとハワイは現実的だ。
 タヒチを去るときには貝の首飾りをかけてくれる。綺麗な首飾りだが何か寂しい。ホテル、お店、仲良くなった人、別れのときには貝の首飾りをかけてくれて、また来てね。
 タヒチから帰ったばかりのころは、またすぐタヒチへ行く意気込みだったけど、時間が経てば経つほど財布的に厳しいんだよねタヒチは。ハワイに3回行けるからね。さてお金貯めるか。
 耳にティアレを挟んだりして、タヒチは男らしくの意味が日本と違うなきっと。女の子のblogのような話。

(ココログの画像のアップロード方法が変更になって見え方が少し変わったかな)

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2004/12/08

タヒチアン・ウクレレ

tahiti044.jpg
 blogを始める際にスキャンして使い道の無かった写真から。

 まえにも似たような話をしたけど、ハワイのウクレレとは傾向がかなり違うタヒチのウクレレのこと(写真はホテル・ボラボラのマティラ・テラスバー付近にて)。
 タヒチのウクレレは、ハワイのゆったりとしたストロークとは反対の高速ストロークでの演奏が多い。隙間をつくってたまるかの細かいストロークで埋める。写真のようなレストランでよく見かけるウクレレ3~4本とギター1本といった編成(主に歌なし)では、誰が速くカッティングできるかを競っているかのような演奏をする。ハワイのものが大きな蚤がピョコピョコ跳ねてるサウンドだとしたら、小さい蚤の大群がフローリングの上を横断している感じといえばわかりやすい。
 そして僕はタヒチでオータサンやジェイク・シマブクロのような、ソロ・スタイルの演奏を聞いたことが無い。

 ウクレレそのものについて。裏側にとりあえずサウンドホールはあるがボディはソリッドでボリューム感のあるサウンドではないと思う。
 弦は2本1組の4列の8弦が多くて、チューニングはF♯、B(オクターブ高い)、E♭(オクターブ高い)、G♯。ちなみにハワイのスタンダードはG、C、E、Aだけどこのチューニングの違いは音の印象がかなり違う。ところで同じように2本1組の4列のマンドリンのように複弦楽器特有のトレモロ効果があるかは不明だけど、蚤の大群のように感じるように増大効果はありそう。弦は釣り糸だし。その軽さが明るくていかにもタヒチ的な音になる。

o-tahiti-e.jpg
 ホテル・ボラボラのブティックでO Tahiti Eというダンスグループの「Te Pakerere」というCDを薦められたので購入した。O Tahiti Eのことについては、フランス語のサイトばかりでよく分からないけどイベントなどで来日もしているらしい。
 チャントのようなもの、オテア、アパリマ、アフロアというダンススタイルにあわせた音楽が沢山並んでいる。なかなか聴き応えがあって、もっとCDを買っても良かった。タヒチアンダンス教室などではこういうのを聴きながら練習してるのかなと。
 それでウクレレの出番はどこかというと、アフロアやアパリマなど歌のあるダンス曲のバックで使われる。その時はトエレなどの比較的高音を発する打楽器は使われない。というかトエレとウクレレはほとんど同時には使われない。このあたりが面白い。トエレもウクレレも同じ位置にあるんだなきっと。

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2004/12/07

この世界のぜんぶ

konosekaino.jpg
 最近変な姿勢で寝たのか、左肩がとてもこって偏頭痛が時々おきて困っている。さらに仕事もドタバタしてすっかり脳みそも疲れてしまったらしい。
 本屋で何か頭を休める本(矛盾してるかな)はないかと探していたら、池澤夏樹の詩集「この世界のぜんぶ」→amazon.co.jpが文庫化されていた。詩なんて読む柄じゃないけど、これの単行本→amazon.co.jpは持っていた。癒し癒しなんて言ってだいたい癒しなんて何者と思っていたけど、この詩集はたしかに癒される。瑞瑞しいそれらの詩は疲れた脳みそがにとても良い。春夏秋冬の季節に合わせた4部構成で、それらとは別にクリスマス(この世界のぜんぶ)があるところが、これからの気分にあっている。

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2004/12/03

通勤の音楽(カントリーサイドから)

morris-on.jpg
 英国とアイルランド、あの地域のことは全く詳しくないのでおこがましいが、寒くなってくるとその辺りの伝承音楽、さらに言えばそれをロック/ポップス化した音楽を聴きたくなる。2つの国の音楽をひとつに括ってしまうと心外な方々もいるとは思うけど、知識が足りず分類もままならないので許してほしい。紹介するアルバムは、通勤時に同じ気分でiPodでまわってるってことです。

son-morris-on.jpg
 最初は英国のアシュレイ・ハッチングス-フェアポート周辺のアーティストが集まって作った1972年の「Morris on」→amazon.co.jp。イングランドのモリスダンス(ハンカチとか木の棒を持って踊るイングランド好きにはお馴染みの)などをロックンロール化したもので、とにかくこれは良かった。本来のモリスダンスはバンド編成というより、むしろ少ない楽器によるループサウンドで、「Morris on」などに見られるロックミュージシャンによる伝承音楽へのアプローチはオリジナルの演奏形態にすら影響を与えている。
 もともとは僕のギターの仮想師匠リチャード・トンプソンが参加しているという理由で聴いたけど、モリスダンス独特のふわふわっとしたリズムを生み出すジョン・カークパトリックの演奏に聴きほれて、才能があればメロディオン弾いてみたいな、なんて思ったこともあった。これが気に入った人は続き?の「Son of Morris on」→amazon.co.jpを。

sharon-Diamond.jpg
 さて、むしろ英国の伝承音楽より遥かに人気の高いアイリッシュ・ケルト。僕はどちらも同じ感覚で聞けるのだけど、2つの国の人たちにとってはどうでも良いわけではないかもしれない。
 「ホノルルでMarie's Weddingを唄う」でも書いたように、以前アイルランド民謡だと思っていたMarie's Weddingをアイルランド人と合唱したことを英国人に話したら「それは英国の音楽だ」と一笑に。英国人によれば、Marie's Weddingは子供の頃から親しんだ自国の歌であって、アイルランドの音楽ではありえない。そしてVan Morrison & The Chieftansの「Irish Heartbeat」ではラストの曲。僕はどっちでもいいと思う。
 昨年の12月、近所の公民館でシャロン・シャノン、リアム・オフリン、カルロス・ヌニェスなど、ケルト音楽界の大物が集合したケルティック・クリスマスというライブがあった。素晴らしいコンサートだった。僕が過去に観に行ったものの中でも指折りのライブだった。リアム・オフリンのアイリッシュ・パイパーには身震いがした。
 ということで、純ケルトとは言えないけど、やはりiPodでよくまわっていた、ケルティック・クリスマスにも出演していたアコーディオン奏者シャロン・シャノンの「ダイアモンド・マウンテン・セッションズ」→amazon.co.jp

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2004/12/02

九龍城探訪

cod.jpg
 既に存在してないのに、どうしてこんなにファンが多いのかという感の九龍城。
 今年の2月頃に「九龍城探訪 魔窟で暮らす人々 -City of Darkness-(イースト・プレス)」→amazon.co.jpという本が発売されていた。しばらくの間、香港のことは頭の中から抜けていたから気にもとめてなかったけど、最近個人的に香港ムードが高まってきて(たぶんblogをやっいてるから)つい購入してしまった。
 ちなみにこの本は「City of Darkness -Life in KowloonWalled City-」という九龍城ファンのバイブルの邦訳版。在りし日の九龍城の写真たちと住人たちへのインタビュー、ちょっとした九龍城の歴史を納めたドキュメンタリー。原題も邦題もダークな雰囲気のタイトルだが、(個人的には)九龍城にはそれほどダークな印象は無い。
 断っておくと僕自身は九龍城ファンでも、以前流行った廃墟ファン(九龍城は廃墟ではないし)でもなくて、ただの香港好き。

 (これも無くなって久しい)啓徳機場に香港カーブで突入しはじめる直前に見える(だったと思う)九龍城はやはり印象深く引き付けるものがあった(さらに建物上空すれすれに飛ぶ感じが怖かった。特に昼間はね)。
 最後に行った時の香港は何か物足りなくて、インド人の夫婦詐欺師に何回も遭遇したのがその原因かと思ってたら、後から考えてみると、九龍城を究極とした香港全体の九龍城的ムードが失われつつあったというのが一番大きい物足りなさの原因ではと思い、それを確認したかった。--これが本書を購入した一番の理由。

 そういえば、何気なくぼんやりと「ハウルの動く城」の特集番組を観ていて、日テレ旧社屋の話題になったときに、ふと「日テレ旧社屋<ハウルの動く城<九龍城」っていうのが頭に浮かんで、理由は上記としても、購入の動機はこれだろうな。
 ちなみに九龍は広東語でガウロン、英語でカオルーン。日本でよく言うクーロンはどこから来たのか気になりだした。

参考URL 監修の吉田一郎氏の「東洋の魔窟」九龍城砦探検記

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